いつか咲く小さな花
このブログはTW社のPBW「シルバーレイン」と「エンドブレイカー」のPCたちが日々の生活の中で思ったことや感じたことを綴るものです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告
【誓護】生きるために

戦いは、終わったと思っていた。
けど…もしかしたら、これはただの予兆に過ぎなかったのかもしれない。
そんな風にばかり思う。

頭の中に響き渡ったトビアスたち『異形』の会話。
『抗体兵器』と呼ばれる…僕ら、能力者が使う『詠唱兵器』に近しい武器を持つ、ゴーストの大群。
それに…まだ倒れていない人狼十騎士・大騎士長ビスマルク。

今、このビャウォヴィエジャの森には数多の死が息づいている。
正直に言おう、一瞬は心が折れかけもした。
けれど、その時に僕が思い出したのは…今の僕の始まりであり、忘れられぬ『痛み』の一つ、生まれ得なかった子供たちの声……。
それが、はっきりと脳裏に思い浮かんだ。

ならば……死ぬわけにはいかない。
傷の具合を確認する。
生命賛歌がまだ発揮しているおかげで、怪我自体はひどいが、まだ体を動かすことはできる。
しかし…生命賛歌の効力も、あと僅か。それを過ぎれば、僕は足手まといになる。


「……ふぅ」


剣を杖代わりに立ち上がり、ひとまず姉さんと合流するために足を動かす。
あの人を死なせるわけにはいかない。家族を失うなんてまっぴらごめんだ。

「ん……?」

ふと、木々の向こうに見知った顔を見つけた。
…どうやら、僕と同じく怪我を負っているようだ。
とりあえず、あの人とも合流しておこう。一緒に行動すれば、多少はなにかが変わるかもしれない。

剣をしっかりと握り、僕は姉さんたちと合流するために歩きだした。
この地獄から、生き延びること希望を胸に抱いて。
そして…僕は共に戦えないけれど…あのゴーストの群れに向かう、友人たちのことを信じて。
僕は歩を進める。






(※以下、背後より)
続きを読む
スポンサーサイト
[2011/03/29 15:40] | SS | コメント(0)
| ホーム | 次のページ>>
プロフィール

冬木誓護

Author:冬木誓護
なりきりは苦手もしくは嫌いという方は見ることは推奨いたしません。
また同背後もわかってしまう、SRとEBのPC同士が顔を合わせることもありますので、それが嫌だという人も回れ右です。

コメントはSR・EBの関係者のみ許可します。御了承を。

イラストの権利と使用について

 この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、冬木・誓護が作成を依頼したものです。  イラストの使用権は冬木・誓護に、著作権は各イラストマスター様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

最新記事

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。